不幸も幸福もその人次第

「もう最悪・・・」

それはスポーツジムで体を温めようとランニングマシンに乗った時だった。

「いっっつ!!!」

思いっきり舌を噛んだ。かなり思いっきり。

口の中に広がる鉄の味。脳裏に響く痛み。

すぐさま鏡で確認すると舌がえらい事になってた。

冗談抜きで。

そんな有様じゃジムで筋トレなんてできない。

力むと口の中の鉄の味が濃いめになるし、呼吸をすれば激痛に襲われる。

「もう散々だ・・・(涙)」

筋トレもろくにできずに即帰宅。

何しにジムに行ったのか訳がわからない。

かなり凹みそうになった。

しかし、私はそこまで凹まなかった。

なぜか?

それは、とある方のブログを事前に読んでいたからだ。

私の情報発信仲間のほどぼちさんの書いた、「犬のうんちを踏んでも感動する人の考え方」だ。

https://note.com/hodobochi/n/n5ce14b611878

この記事の言いたいことは「運を良くするには自分はツイていると思うこと」だということ。

今の自分にはピッタシの内容だった。

「そうか、舌を噛んで筋トレができず、オズオズ帰ってきた自分はツイているんだ!!」

そう叫ぼうと思ったら舌の傷が痛んだ。

でも、気分は軽くなった。

自分が舌を噛んだのは本当に運が良かったのだろう。

なぜなら、

もしかしたら、筋トレで怪我をする日だったかもしれない。
それに筋トレをしなかったからこそ、今こうしてブログを書く時間ができている。
また、ほどぼちさんの気づきを実践することもできている。

帰りの車から見た夕日に燃える山々の景色だって筋トレしてたら見られなかったに違いない。

「ツイテいる!自分はツイテいる!!」

だんだん愉快な気持ちにもなってきている。

舌を噛んだから不幸なのか?

いや、舌を噛んだことを不幸に思わなければ不幸ではないのだ。

幸、不幸は結局のところ主観でしかない。

決めるのは自分。

ほどぼちさんのおかげで少し嫌な出来事がマシになってきた。

感謝、感謝、感謝。

さて、舌の痛みも少しマシになってきた。

ゆっくり休むかな??

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