「集中できない」
「なんだか生き方が雑になっている」
生きていればそういう気分になることはよくある。
なんだかメンタルが安定しない、そんな時が。
そんな時の対策としてわたしは「包丁を研ぐ」ことをおすすめする。
包丁を研ぐとメンタルを安定させることができる。
まず一つの理由として包丁を研ぐ作業に没頭できるからだ。
包丁を砥石で研ぐ作業は単純作業のように見える。
刃を砥石に当ててシャッシャッと擦るだけではある。
でも、少しでも力加減や刃の角度を間違えれば包丁がなまくらになってしまう。
だから、常に意識を集中させて刃をとがねばならない。
この単純作業に細やかな集中力を使うことがメンタルを安定させるのにつながる。
わたしも包丁を研いでいると、自分の感覚がすべて「刃を研ぐ」という行為に向けられ、時間が遅いような早いような不思議な感覚に襲われる。
この時自分の意識は日頃の嫌なこと、ネガティブな感情を引き起こした原因から離れ、ただ「刃を研ぐ」という行為に没頭する。
そして研ぎ終えると気分がスッキリとして、「なんだかどうでも良いことに執着していたか。」と思える。
包丁研ぎがストレスを解消するのだ。
他のメンタルを安定させる理由としては、包丁を研いで切れ味をあげることで気持ちよく料理ができる、家族から褒められて嬉しい、などが挙げられる。
わたしは料理をする時、切れ味のいい包丁を使って調理をすると気持ちが良くなる。
やっぱり日頃から使う道具の性能がいいと料理が楽しくストレスフリーなものになるからだ。
切れない包丁は危ないし、使っていてイライラもする。
わたしも研いだばかりの包丁を使って大根を切るのがとてつもなくスッキリして「気持ちいい」と思ってしまう。
さらに包丁を研ぐことで同居家族からも喜ばれる。
包丁研ぎはめんどくさい作業ではあるのでその作業を進んで行えば他の人から感謝される。
このように包丁を研ぐということはメンタルを安定させるのに役立つ。
もし、あなたの使っている包丁の切れ味が悪いと感じたら、それはあなたのメンタルを整える絶好の機会なのかもしれない。
さて、わたしも包丁を研ごうかな!
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