統合失調患者がボドゲ恋活に行ってみた

「いいかげん、独り身は寂しいのう」

その思いが強くなる一方だ。

統合失調症になって12年。

なりたての頃が青春真っ盛りな15歳だった。

だからわたしの10代〜20代前半は病気の治療で忙しかった。

そのため、異性とお付き合いする機会なんて、余裕なんて一欠片もなかった。

しかし、過ぎた時間に思いを馳せてもあの頃は戻ってこない。

「今」にフォーカスするべきだ。

今のわたしは病気もほとんど寛解状態。

異性と付き合う余裕も多少はある。

ならば、遅くはなったが「恋愛」を始めようと思った。

でも、周りに同年代の異性の方はほぼ皆無。

出会いを求めなければならない。

そこで「恋活」「婚活」「交流」そういったワードにアンテナを張ってその機会を待っていた。

そして、近所で知り合いが「ボードゲーム恋活」が開催するということなので参加する運びとなったのである。

知り合いが企画したボドゲ婚活。

果たしてどうなるのか?

ワクワクドキドキしながら会場へ向かった。

場所はとあるシェアハウスのイベントスペース。

集まったのは男女合わせて十数名。

みな20代から30代くらい。

中には顔見知りも数名いた。

ちょっと緊張と気恥ずかしさが胸の内に湧き上がる。

会が始まると早速交流のためのボードゲームをする運びになった。

初めは「ito」というボードゲームを使っての自己紹介タイム。

その次に各種二つのチームに分かれてそれぞれボードゲームをやりまくった。

久しぶりに大人数でボードゲームを行ったので楽しい時間だった。

特に「カタカナーシ」というボードゲームで自分は活躍しまくった。

得点を競い合ったが他の方が5ポイントくらいなのにわたしは20ポイントくらい稼いでいるという異常事態。

正直一人勝ちだった。

ゲームを楽しでいると当初の目的がなんだったかだんだんあやふやになっていく。

もう、恋活というより皆、心からボードゲームを楽しんでいる雰囲気。

そうなってくると心がモヤモヤしてくる。

「この場で異性に恋愛感情を持っていいものだろうか?」と。

「こんなに全員楽しんでいる中、そんな思いを抱いていいものか?いや、恋活なんだから思いを抱くべきだ!でも、なんか違う気もする・・・??」

そんな葛藤を感じつつ恋活終了の時間が来てしまった。

まあ、結局マッチングはしなかった。

ただ、めちゃくちゃ楽しかったのも事実。

だから、今回はしかたないのかな?

そう思うことにする。

でも、大人数でガヤガヤ騒ぐ場所に長時間入れたことは病状が回復した兆しかな?

決して失敗ではなかった。

楽しいことは良いことだ。

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