今回は樺沢紫苑先のオンライン塾「樺沢塾 精神科医の仕事術」2020年4月の『ニュートラルで不安を消す方法』のまとめです。コロナ騒ぎで不安になっている方が大勢いるとは思いますがこういう緊急事態こそ、不安を消し冷静な判断を行うべきだと思います。その方法について述べていきます。
緊急事態においてどのような精神状態でいれば良いのでしょうか?樺沢先生は楽観的でも、悲観的でもない『ニュートラル(中立)』な状態でいようと主張しています。感情的にならず、冷静に物事を一歩引いた目線で判断するのが『ニュートラル』な状態です。この状態を目指すために樺沢先生は5つの方法を紹介しています。それは①アウトプットを習慣にする②しっかり観察する。③情報を見極める④感情と理論を分ける⑤やりながら考える。の5つです。この中で自分が重要だと考えたのが①アウトプットを習慣にする。④感情と理論を分ける。⑤やりながら考えるの3つです。以下その3つの方法について解説します。
①アウトプットを習慣にする。
アウトプット=情報発信を行うことです。例えばブログ、SNSに自分の考えを投稿するなどがあてはまります。これを行うことで自己洞察力を鍛えることができます。自分の考えを文章などで書き出すと自分の頭の中が整理されるのです。そもそもニュートラルとは程遠い状態である『不安』は脳の扁桃体が興奮する事で起きます。この扁桃体の興奮を抑えるには脳に言語情報を与えることが有効です。なので樺沢先生はアウトプットとして日記を書くことを勧めています。ぜひ習慣にしたいものです。
④感情と理論を分ける
客観的な自己洞察力を身につける方法として感情と理論を分けて考えることが有効です。感情に振り回されないようにするために理論的な自分を優位にすることが重要なのです。そのためには自分が考えていることを実況中継するよう心がけましょう。
⑤やりながら考える
不安を消し、ニュートラルな状態になるために必要なこととして何事も「とりあえずやってみる」ことがあります。何もせずにいると不安は募るばかりです。まず、やってみないと不安は消えません。自分ができることをコツコツすることで不安は消えていきニュートラルに近づきます。逆に何もせずにいれば不安はますばかりです。迷ったらやってみる。頑張りましょう。
以上がニュートラルな人になる方法でした。私もこの講義を視聴してから日記を書き始めて少しずつニュートラルな状態に近づいているところです。感情に振り回されないように気をつけましょう!
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