【読書感想】文章の問題地図

 読もうと思った理由

 私は、以前から文章を書いて情報発信に興味があった。しかし、文章を書くことに自信がなかった。

 そこで本書を読んで文章に対する苦手意識を解消する方法を知り、もっと文章を書けるようになりたいと思い、読んでみた。

著者の主張

 著者の上阪徹さんの主張をまとめると「立派な文章を書こうとせず、文章の種となる素材に注目すれば文章は書けるようになる。」とのことだ。

気づき① 立派な文章を書く必要はない。

 振り返ってると私たちが文書の書き方を教わったのは小学校時代だ。その時代に習った作文は高尚かつ文法的に正しい優等生的な文章を求めた。さらにその後も目にする多くの文章とは新聞や雑誌といったメディアなどのエッセイなどだ。そういった文章は素人ではなく、文章の達人が書いた文章であってビジネスなどに用いられる文章とはまったく違う。ビジネスなどで用いられる文章はそんなレベルを求めていない。

気づき② 文章を書くのに必要なのは「素材」。

 多くの人はうまく書こうと「どう書くか」に頭を悩ませるが、最も重要なことは「何を書くか」ということだ。これを著者は「素材」と呼んでいる。「素材」を集め、整理して書けば文章は書けるようになる。これが著者の主張だ。一つ一つ見ていこう。

 まず、「素材」を集めることが必要だ。そのためにはしっかりメモを取る習慣を持とう。例えば研修や講演会なら、講演内容などをメモしていきましょう。その時、後々感想を書くなら「何を感じたか」「何を学んだか」「何に驚いたか」「何を次に繋げたいか」この4つを意識してメモをすると良いそうだ。

 次に集めた「素材」をどう整理をするかだ。そのためにはまず、素材を箇条書きして、矢印をつけて整理していく。この作業で文章の構成をつくることができる。

 あとは、メモを整理した内容を文章に起こせば自然と文章を書くことができる。

気づき③ 文章を書くときは「書く目的」は何か意識する。

 本書で著者がもう一つ意識してほしいことは、「書く目的」は何かということだ。文章には目的がある。しかし、多くの文章を苦手に感じる人は「表面上の目的」で考えることを止めている。そうではなく更に一歩踏み込んで「真の目的」を考えるべきと主張している。「真の目的」とは

・「何のための文章か」

・「誰が読むのか」

この二つを確認する必要がある。例えば議事録一つとってみても「議事録を作成する」のは「表面上の目的」だ。「真の目的」とは「部内で共有するので、会議のポイントだけまとめればよい」かもしれませんし、「役員が参考にする資料作り」かもしれません。「何のための文章か」・「誰が読むのか」この2点うを意識すれば読み手に対して内容が伝わる文章になるでしょう。

気づきからのTo Do

以上の気づきから私は

・文章を書く前に「素材」を書き出して、整理する。

・文章を書く際は(~のために~に向けて書く)など目的を決めて書くようにする。

・立派な文章を書こうと意気込まず、粗々でも文章を書いてみる。

この3つを実行してもっと文章を書いて情報発信していきたい。

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