[読書感想]眠れなくなるほど面白い体脂肪の話

読もうと思った理由

先日受けた健康診断で「肥満、脂肪肝だね。」とお医者様に宣言され、ショックを受けた。これは根本的に生活習慣を変えないと、切実に思った。では、どこをどう変えればよいのか?そもそも体脂肪とは何なのか?勝負に勝つには敵を知ることから、そんな名言が頭をよぎった。体脂肪について学び、肥満・脂肪肝を治す手がかりを得たいと思い、本書を手に取った。

概要

体脂肪について詳しく書かれている。体脂肪が増える原因、その対処法まで網羅的にまとめられていると感じた。昔から健康を害する一因として話題に挙がる「体脂肪」。しかし、世間一般からするとそもそも体脂肪とは何なのか、詳しく知っている人などそういないのではないだろうか?この本を読めば謎多き体脂肪について理解できる、そんな本だった。

気づき

①まず、体脂肪とは何ぞや?ということだが、体脂肪とは栄養を蓄える貯蔵庫であり、体温を守るコートのようなもので圧力、衝撃から体を守るクッションであることがわかった。ある程度の体脂肪は我々が生きていくためにはとても重要なもの。しかし、体脂肪が増えすぎてしまうのが大きな問題。体脂肪が増える原因は消費するカロリーより、摂取するカロリーが多くなることで栄養が蓄えられすぎてしまうことにある。要は摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れてしまうと健康を害してしまうのだ。

②体脂肪を減らすには摂取カロリーを減らすこと、また消費カロリーを増やすことが最重要。摂取カロリーを減らすには食べる内容を変えるのが良いそう。例えば海藻類や野菜、青魚を積極的に取る。調理方法を揚げるより、焼く。焼くより煮る、蒸す等いろいろと方法がある。その中でも筆者が特におすすめしているのが「高野豆腐」だ。高野豆腐の良い点として栄養価が高い(タンパク質や脂質が木綿豆腐と比べて豊富)、その割に糖質の量が少ない点。また、内臓脂肪を燃焼したり中性脂肪が抑えられたりする効果がある点が挙げられる。高野豆腐をうまく活用すると健康的にダイエットができるようだ。

③最後に消費カロリーを増やすにはやはり運動することが大切。運動によって⑴体脂肪を効率的に燃焼できる、⑵インスリンの働きを改善、⑶筋肉をつけ、代謝アップ、⑷太りにくい体をつくるなどの効果がある。特に筋肉をつけることで基礎代謝があがることはとても重要だ。運動によって筋肉が増えると多くのエネルギーを消費してくれる。また、基礎代謝はじっとしていてもカロリーを消費してくれるので負担が少ない。

To Do

以上のことから肥満で脂肪肝な私は2つのことを生活に生かしたい。

①食事量の制限。また、主食の代わりに高野豆腐を食べる。

②筋トレなど運動を週に2~3回行う。

以上のことを行い、肥満、脂肪肝を治したい!

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