「最近、疲れが取れない」
そう感じている方は今の世の中大勢いると思います。
実を言うと私もなかなか疲れが取れなくて「調子が悪い」「パフォーマンスが上がらない」と感じることが多々あります。
そこで「もっと毎日を元気に過ごしたい!」そのために何かいい方法を探していました。
そして出会ったのが「疲労回復の名医が教える 誰でも簡単に 疲れをスッキリとる方法」です。
書店で一目見て良さそうと感じ購入しました。
今回はこちらの本の感想を書いていこうと思います。
疲れているのは「体」ではなく「自律神経」!?
まずこの本を読んで気づいたことは、もっとも疲労が溜まっている身体の部位は実は脳だと言うことです。
詳しく言うと「自律神経」がもっとも疲れているとのこと。
自律神経とは体が常に安定した状態を維持できるように体温、呼吸、循環、消化など無意識下で制御する体全体の司令塔です。
この自律神経は私たちが日々、仕事をしたり、運動したりすることにより常にフル回転で活動しています。
だから、日常活動することで生じる疲労はすべて脳の自律神経の疲労なのです。
そのため、体を休めたい、疲れたと感じたらまず初めに行うことは自律神経を休める、整えることです。
私は自律神経を休める、整えるために睡眠や入浴、運動に気を使ってきました。
それはどうやら間違いではなかったようです。
ただ、自分は身体が疲れているのではなく、自律神経が疲れているとは知りませんでした。
自律神経を意識して休養をとるようにしたいです。
では、次にどういうタイミングで自律神経を休めればいいのでしょうか?
脳が疲れるサインは「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなる」
自律神経を休めるタイミングは「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなる」の三つのサインが出た時です。
「飽きる」というのは同じ作業を続けるうちに同じ脳の神経細胞の回路ばかり酷使しているので違う神経細胞を使えと言う合図なのです。
飽きるというサインを無視して作業を続けると「作業効率が落ちる」というサインが現れます。要するに神経細胞の回路が疲れてくるのでうまく処理が追いつかなくなるのです。
そして最後には「眠くなる」というサインが出て、もう脳の回路が限界となり、シャットダウンするのです。
著者によるとサインが出たと自覚した瞬間に休息を取って脳を休め、疲労を回復させることが大切とのこと。
この三つのサインを無視して作業を続けると脳と身体にダメージが蓄積され、取り返しのつかないことになります。
例えば過労死やうつ病などです。
こまめに自分の身体からのサインを自覚してこまめに休むことが何よりの健康の秘訣のようです。
サインを感じるには「第六感」を見逃さない
では、サインを見逃さないためにはどうするか?
それには第六感、「なんとなく浮かんできた感覚」を大切にすることが大切とのこと。
急にスピリチュアルな話?かと思いますが、ここでいう第六感とは「なんとなく無理できないな。」とか「会社に行けるコンディションではないな」というような感覚です。
この「なんとなく浮かんでくる感覚」を大切にしている人は自分の体調をコントロールするのが上手な方が多いようです。
逆に自分の第六感を無視して、ノルマや気合いで行動する人はうつ病や過労死になってしまいます。
自分の感覚は大事な信号、サインです。
なるべく、そのサインを察知して無理しないようこまめに休憩を入れるようにするべきでしょう。
まとめ
この本で学んだことは第六感、「なんとなく浮かんでくる感覚」が「疲れている」とサインを出したらこまめにその都度自律神経を休める、整えることが疲労を減らすことにつながるということです。
私もこまめに自分の感覚を信じ、こまめに休憩をとるようにしたいです。
というわけでブログ書き終わったら少し温泉にでも行こうかな・・・?
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