プロローグ:残り3年で20代が終わる男のつぶやき
今年ももう終わり。年末年始が近づいてくる。
そうなると意識するのは来年のこと。
残り3年余りで終わる20代。
残り3年で「最高の20代でした!イエーイ✌️」と言えるのか??
そう思うと絶望的な気分になる。
まだまだ何かが足りない。まだ20代を終われない。
そんなモヤモヤを抱いて書店を散策していると一冊の本が輝いて見えた。
それがこの「20代にとって大切な17のこと」だ。
20代終盤の自分には何か得るものがあるのではないか?
そう思い購入し、読んでみた。
今回はこの「20代にとって大切な17のこと」の感想を書き記しておこうと思う。
気づき①憧れの人をリストアップする
まずこの本を読んでみて気づいたことは、「メンターを見つける」重要性だ。
メンターとは人生を導いてくれる師匠のことだ。
これからの人生でさまざまなことで悩み、もがき、苦しむであろう自分には親身になって相談に乗ってくれる目上の人がいてくれた方が心強い。
まずはメンターを探すべきだと感じた。
では、どうメンターを探せば良いかについてだが著者の本田健さんによれば、「憧れる人をイメージする」ことが大切と説いている。
なぜ、憧れの人をイメージする必要があるのか?
それは「自分が憧れる人には自分と似た才能を持っている」から。
自分の才能を開花させるには自分と似た才能を使いこなしている人が相応しい。
「憧れの人」をリストアップする。
そして、その憧れの誰かに師事することで自分の才能を開花させ、人生をより豊かなものにできるというわけだ。
自分だったら誰だろうか?少し考えてみることにする。
気づき②自分の夢を書き残す
次に気づいたこととして「自分の夢を書き出し、保存しておく」ことだ。
子供は自分の夢を大声で恥ずかしげもなく言えるもの。
しかし、20代の大人になると周りを気にしながら小声で「実は・・・」と自分の夢を語ったり、「夢なんて特に無いな〜」という人が大多数。
しかし、今一度自分の夢を思い出すことが大切だと著者の本田健さんは訴える。
なぜなら夢は幸せな人生を生み出す大事な原動力。
夢があるから頑張れる。
「なんでもやってもいいよ!」「無制限にお金が使えるとしたらどうする??」
そう自分に問いかけましょう。
そして、書き出した夢はしっかり書き出して保存しておくのだ。
大切なのは、「夢を忘れないこと」。
忙しなく過ぎていく日常ではつい夢を忘れがち。
夢を忘れなければ叶う可能性はゼロではない。
忘れていては叶えていたとしてもそれに気づけないのだから。
気づき③人生の目的は「一番苦しんだこと」にヒントがある
最後の気づきとしては「人生の目的」を見つけること。
人生の目的とは、自分がなんでこの世に生まれたか?という問いに対する答え。
このことを20代から知っておくと何か辛い目にあっても挫けずに人生を歩んでいけると著者は断言する。
では、自分の「人生の目的」とはどこにあるのか?
実は人生で一番つらかった体験から人生の目的は見出せる場合もある。
例えば、子供の頃いじめられた体験から「自分のような子供を減らしたい」と思い、学校でカウンセラーをしている人。
子供の頃アトピーに悩まされ、大人になってその治療に貢献したいと医師になった人。
そういった人は普通の人には分からないつらさを知っている。
だから、今苦しんでいる人の力になれる。
それが「人生の目的」になったりするのだ。
わたしのつらい経験は山ほどあるからその中から何か「人生の目的」なるものが見つかるのかもしれない。
探してみよう。
まとめ
正直この本からは熱意を感じる。
昔20代だった著者から今の20代に対するとめどないエールが。
だから、今まさに20代を謳歌したい私には心に響くものがたくさんあった。
この本を参考にこれからの人生を切り開く、という前向きな気持ちになれた。
それだけで、この本に出会った価値がある。
たくさんの「気付き」をありがとうございます!
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