怒るって必要なことですか??

#1か月書くチャレンジ も八日目。どんどん書くぞー。と活きこんでみたものの、「最近怒ったこと」というお題に私は苦悩している。

なぜなら最近めっきり怒ったことがないからだ。というか怒ったことをすぐ忘れてしまった思い出せないのだ。

先ほど「最近怒ってないなー」とぼやくと家族から「昨日、車の洗車がうまくできなくて怒ってたじゃん」と言われ「あ、そういえば怒ってたな~。忘れてた(笑)」と思い出したくらいだ。

正直、怒ることが私は苦手だ。なぜなら、怒られるのが大嫌いだから。人に怒られるともう、ほんと絶望的な気分になって「人生最悪。死にたい。」そんなことが頭の中をエンドレスに繰り返してしまう。それが何より嫌いで仕方ない。で、そんな状態になることが嫌な私は他人にもそんな思いさせたくないなー。とつい考えてしまうのだ。だから、他人を責めるのが苦手。他人を責めるということは自分も責められても文句は言えない気がするのだ。

怒ることも怒られることも嫌いだ。どっちも結局嫌な後味がする。例えば何か仕事でミスを犯し、上司から怒られる場面を想像してみよう。「なんでこんなミスしたんだ!」と上司は怒鳴るだろう。その時ミスを犯した人は「そんなことで怒らなくても」とか「自分が悪いのか」なんていろいろ考える。その時「次は怒られないように対策を講じよう」と思えればいいが「なんでミスしたんだ。」と自分を必要以上に責めるかもしれない。あるいは「あんなことで怒鳴らなくてもいいじゃないか!」と上司を恨むかもしれない。どっちにしろ、仕事のモチベーションや生産性は低下してしまうだろう。怒鳴られて委縮して仕事が手につかなくなるかもしれない。怒鳴った上司も「ちょっと言い過ぎたかな?」と後悔したり、「自分が怒ったら、部下が委縮して仕事の能率が下がってしまった。困ったな。」と悩んだりすることもあるだろう。

そもそも「怒る」ことはとても体力を消耗する行為だ。頭に血はのぼるし、気分もイライラする。私も昔、めちゃくちゃ怒った後、とても疲れてしまった経験がある。疲れるだけならまだしも血圧が上がって心臓発作を起こして亡くなる方もいる。

「怒る」ってそもそも必要なことか?怒ると気分がスッキリするだろか?私は逆にモヤモヤする。だから、怒ることが嫌いだ。

とはいえ、人生において「怒る」ことが必要な場面もあるだろう。自分の生命が脅かされるとき大事なものを守るときなどある程度、怒ることで解決できるのかもしれない。

でも、そんな機会は今の社会にそうあるだろうか?よっぽどの緊急事態じゃなきゃ「怒る」必要もないんじゃないか。

そのうち「怒る」ことは「みっともない」「恥ずかしい行為」とみなされる日が来るかもしれない。

「怒り」の無い日々が来ないかな。

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