「ああああああ、めっちゃ親に感謝をしないといけないじゃん!」
そんなことに気づかせてくれたのは先日、共に「言語化の魔力 読書感想キャンペーン」にて最優秀賞を受賞したずけどんさんの感想文を読んだからだ。
いやー、お子さんの不登校について書かれている内容なんだけども正直心に刺さる内容があってなかなか読んで「うーん」と唸ってしまった。
何が刺さったかというと「不登校の子どもを持つ親の葛藤」だ。
私も12年前統合失調症を発症して不登校だった。
その当時は世界の広さを知らんけつの青い井の中の蛙だったから、「不登校」がいかに両親を苦しめているかまっったく知らなかった。
というか、気づくこともなく両親を恨んでた。
「私が統合失調症になったのは両親が悪い」
と決めつけていた。
でも、ずけどんさんの感想文読んで思ったね、あの頃の自分はいかに身の程知らずの大馬鹿だったか!
親だって人間だ、統合失調症なんていうよくわからん病気になってしまった息子に対してどう接していいかわからなかったハズだ。
親には親の葛藤や悩みがあったんだと思う。
息子の未来を考えていろいろ苦労していたのだろう。
そのことにこの記事を読んで気付かされた。
親に対して感謝と謝罪の気持ちがとめどなく溢れるばかりだ。
ずけどんさんと私の両親の違い
そういえば、私の母親が双極性障害を患ったのも「言語化によるガス抜き」がうまくできなかったからなのかも。
ずけどんさんは不登校に関するセミナーに参加し、言語化することができたから、ストレスを溜め込みすぎずなんとかやってこれたのだと思う。
でも、私の母親は周りに相談する人が一切いなかった気がする。
だから、ストレスが溜まりに溜まり双極性障害になり今になっても苦しんでいるのだ。
あの頃、母に「ガス抜き」ができる人が一人でもいたなら、母は苦しい思いをしなかったのだろうと思うと少し残念だ。
今は母にしょっちゅう「元気?」とか「変わったことない?」と少しでも会話を投げかけるようにしている。
現状維持のためにも「ガス抜き」をしてあげるのも愚かな息子の役目だろう。
私はこれ以上家族が病んでいくのを目にしたくはない。
この感想文を読んでいろいろ気づくことがあって本当に読んで良かった。
この場を借りてずけどんさんに感謝と尊敬の念を表したい!
さて、これから父と母に「感謝と謝罪」をしてこようかな・・・。
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