精神疾患の人が3ヶ月トレーニングジムに通って感じた2つのこと

今回は精神疾患を患って12年になるわたくしダイダイが3ヶ月間週3回トレーニングジムに通ってみて感じたことを2つ紹介しようと思う。

①筋トレは最高の気分転換

まず、一番ヒシヒシと感じていることは「筋トレは最高の気分転換」だということ。

トレーニングジムではトレーナーさんが考案したメニューに沿ってトレーニングを行うわけだが、そのトレーニングはけっこうキツい。

バーベルを使ったスクワット、両手にダンベルを持っての上下運動、特殊な器具をつかった筋トレなどさまざまな拷問、もといトレーニングを行うのだ。

もうキツくて

「堪忍してください、堪忍してください。私には明日やらなければならない仕事があるんだ。こんなにトレーニングしたら仕事に支障が・・・」

とトレーナーさんに訴えるのだが

「いえいえ、もう少し!あと10回!!」

と、Sっ気のあるトレーナーさんにしごかれ、鍛えられる。

もう息は切れぎれ、こころボキボキ、肉体ボロボロな状態。

でも、そんな極限状態だととてもいいことがある。

それは、嫌な気分をリセットできることだ。

トレーニング前は「あー仕事でミスしちゃった、また上司に怒られる」とか「働きすぎて疲れたなー」とか「明日また会社に行くのか、憂鬱」なんてことを延々と頭の中でループしていることが多い。

私は特に精神疾患だからそういう「ぐるぐる思考」にハマりやすい。

でも、筋トレをしている最中にそんな「ぐるぐる思考」はどこかへかき消される。

トレーニング中はそんなことを考えている暇などないからだ。

「今、苦しい」とか「どうやって動かせば鍛えらるか」「姿勢は正しいか」

そういうことに注意が向いているので「ぐるぐる思考」に出番などない。

そして、トレーニングが終わると「達成感」と「爽やかな後味」が残り、さっきまでの嫌なことは綺麗さっぱり消えているのだ。

これ以上ない、気分転換だとわたしは思う!

ぐるぐる思考にハマりがちな人はぜひ、ジムで筋トレしましょう!

②自分の肉体に自信が持てる

さて、気分転換をしつつ、筋トレを続けるとだんだんと身体も変化していく。

Sっ気のトレーナーさんにしごかれることで精神だけでなく肉体にも影響が出てくる。

まず、姿勢が良くなる。現代人は姿勢が悪い人が多い。

その原因の一つは筋肉の衰えだ。

楽な姿勢ばかりしていると筋肉が衰え、姿勢も悪くなる。

実際わたしは姿勢が悪かった、ジムに通う前までは・・・

ジムに通い始めると徐々に背筋が伸び、姿勢が改善していった。

猫背や肩の位置が前より良くなった。

さらに、筋肉が鍛えられることで「肉体美」にも気付き始める。

前より太くなっていく上腕二頭筋や大腿四頭筋に対してなんだか愛着を持てるようになる。

鬼のトレーナーにしごかれていくうちに自分の肉体との間に友情が芽生えるのだ。

「今日の力こぶ、見事じゃないか?頑張ってるな上腕二頭筋」

「足ががっしりしてかっこいいけど最近無理してないか?大腿四頭筋。」

今まで自分の肉体にそんな感想を持つことはなかった。

以前と比べ物にならないほど、自分の身体に興味が出てくる。

だんだん鏡の前でポージングしてしまう自分がいるわけだ。

そうなってくると、自分自身に愛着が湧いてきて、自信が持てるようになっていく。

精神疾患を患うとどうしても生活が不規則になったり、薬の影響で身体のバランスが崩れ、体型に自信を無くし、それが自分自身の自信の欠如にも繋がる。

身体を鍛え、体型が良くなるだけで自信を取り戻せるのだ。

自信があるのと無いとでは治療にも大きく影響する。

自信を持ちたい方はジムに通ってみることをお勧めします。

まとめ

さて、以上のようにジムに通って身体を鍛えることでさまざまなメリットがあるとわかってもらえただろうか?

精神疾患の人がジムで筋肉を鍛えるとそれはそれは素晴らしい効果が期待できる思う。

まずは気軽にトレーニングしてみよう!!

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