生きづらさって何が一番めんどくさいのか?
もし、私がこの質問に答えるなら、それは「生きづらいと感じる原因や理由がわからないこと」と答えるだろう。
多くの人は「生きづらい」と感じた時、漠然となんとなく「気分が悪い」「疲れやすい」「できない」「辛い」とおもう。
「生きづらい」ことには気づけるのだが、「なぜ生きづらいのか」という生きづらさの原因、正体にはなかなか気付けない。
基本的に正体不明なものに人間は恐怖を感じる。
生きづらさがあるとわかってもその原因がわからなければ恐れ、怖がり余計疲れたり、症状を悪化させる。
考えてみてほしい。
もしも目の前に幽霊やお化けが現れたらあなたはびっくりして怖いと思うだろう。
なぜ、怖いのか?
幽霊やお化けは正体不明で「よくわからないもの」だからだ。
「よくわからないもの」はどう対処していいかわからないから怖い。
では、その正体が「柳の枝」や「シーツの引っかかった棒」だと気づいたら??
あなたは果たして怖がるだろうか?
多分ちっとも怖くない。
伐採するなり、シーツを剥がすなどしてさっさと片付けてしまうだろう。
これが生きづらさにも言える。
「なんだかわからない生きづらさ」にも必ず正体はある。
正体がわかれば対処の仕方も考えられる。
問題は正体を明らかにできないこと。
では、どうすれば生きづらさの正体を暴けるか??
そのために有効なのが「表現する」ことだ。
自分の思ったことを文字で書く、絵に描いてみる、誰かに話す、リズムにのせて歌ってみる、踊るなど何かしら表現してみよう。
大抵の生きづらさはネガティブな感情と紐づいている場合がある。
身体を動かすことでネガティブ感情を発散することができる。
ネガティブ感情をかき消して「表現する」と自分が何で苦しんでいるかが見えてくる。
例えば、自分の気持ちを詩で表して、少し経ってから見返すと「こういう表現をするってことは自分は悔しかった証拠」「何が悔しかったのか?そういえばあの出来事が原因かな?」など自分の生きづらさの正体に近づけるのだ。
正体がわかればあとは対処法を考えて実行すれば生きづらさは消えていくハズ。
まずは自分の胸の内を表現してみましょう。
きっと生きづらさの正体を見つけられるでしょう!
生きづらさを減らして心地よく生きよう。
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