精神疾患を持つと人生終わり?
いえいえそんなことはありません。確かに辛い症状に悩まされたり、周囲に理解されず傷ついたりする時もあるでしょう。
しかし、精神疾患を持っているからといって人生が終わることはありません。
確かに人生に絶望し、「もうこれまで」と自殺してしまえばそりゃ人生終わりでしょう。
でも、生きている限り「楽しいこと」「嬉しいこと」「笑えること」はあります。
私もなんだかんだ人生の半分を統合失調症と付き合ってきました。
そりゃ、ひどい目にも遭いました。
変な妄想に襲われる、周りからは理解されない、認知機能は衰える、意欲がなくなる・・・・もう例を挙げればキリがない。
でも、それと同時にたくさんいい思いもしてきました。
病気のことをしっかり理解してくれる人たちに出会えた。認知機能を回復させようと読書を習慣づけようとしたら今では1500冊以上も本を読む読書家になった。変な妄想を言葉にしてきたらそれが詩になっていろんな人から褒められるレベルになった。
人生は良いことも悪いこともどっちも起こる。重要なのはどっちに注目するかでしょう。
良いことに注目すれば良い人生、悪いことに注目すれば悪い人生。
別に精神疾患の有る無しで人生の幸福度は決まらない。そんなもので決まったらエライことになる。むしろ、精神疾患という特徴が人生を幸福にする契機になるかもしれない。
そう思えば精神疾患を持っていても人生は終わらない、むしろ始まる。
だから、諦めず治療していきましょう。意外と幸福はすぐそこかも???
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