過眠に対する考え方

私は精神疾患になってからよく眠るようになった。夜中にグースカ寝て、朝二度寝して、昼食を食べて昼寝して…結構眠る時間・回数が多い気がする。

精神疾患になると眠れない不眠症に陥る人が多い中、自分は過眠症気味だ。

昔は人より多く眠るとなんだか損な気がしていた。多く長く眠ると活動時間がどうしても少なくなるからだ。

でも、今は損をしている気はしない。

現代人は睡眠不足で健康を害している人が多くいる。その中でしっかり眠れていることは幸せなことだろう。自分も一度無理に起きていようとしたことがあり、睡眠時間を6時間以下に制限しようとした。

結果はひどい頭痛と下痢、肌荒れに襲われた。もう二度と睡眠不足になんてなるものかと固く決意したものだ。

睡眠時間・睡眠回数が多いのは活動時間は減るかもしれない。でも、いいことがいくつかある。

まず、時間の質が上がる。寝不足の時に行った作業とよく寝て取り組んだ作業ではまず間違いなく、よく寝た時の方が効率よく作業ができるだろう。寝ることで人間は集中力や活力を回復させる。そして、寝ることで自分の状態を万全にすれば起きている時の作業効率、時間の質は間違いなく向上させることができる。

次に目が覚めたときのスッキリ感を手に入れられる。普通の人は朝起きた時に一回スッキリとした快感を得ることができる。しかし、二度寝したり、昼寝をしたりすると目覚めのスッキリ感が普通の人より多く感じることができる。気持ちよく目を覚ますあの快感を人より多めに感じることができるのはとっても幸せなことだと思う。

最後に寝ることで嫌なことを考えすぎずに済むことがある。嫌な記憶というものは意識がある時にしか頭の中をグルグル回らない。寝てしまえば嫌な記憶に頭の容量を持っていかれずに済む。寝ることで嫌な記憶、忘れたい記憶も忘れることができる。

以上のように眠りすぎて「損したな」とか「なんか勿体無い」と感じている人は「人より多く眠れるありがたみ」を考えることをおすすめする。ダラダラと起きているくらいならちゃんと寝て起きている時間に積極的に活動して幸せな時間を過ごせばいいのだ。

眠ることは悪いことではありません。自分に合った睡眠をとりましょう!

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