「く、崩れる・・・!た、耐えたー。」
そんな瞬間が自分のターンになるたびにやってくる。そんなハラハラするゲーム、ジェンガ。
昔からよくやっていたジェンガだが、その数ある戦いの中でもっと白熱したのは間違いなく大学3年生のとき旅行先の岡山のゲストハウスでの戦いだった。
その時はまだ今のように感染症なんて流行っていなかったのでゲストハウスには外国人旅行客も多くいた。
外国人とはもちろん言葉は通じない。そんな中言葉がわからなくてもできるゲーム、それがジェンガだった。
その日にゲストハウスに集まった人たちで夜8時からジェンガをやり始めた。
ひとつの部屋に13人ほど集まってブロックを抜いては山の上に置いていく。
その繰り返しを5時間ほど行った。
みな言葉はわからずともジェンガを崩さないよう気をつけながらゲームをプレーした。
そこには緊張感とともに奇妙な一体感が生まれていた。
国籍も年齢も関係なくみんながゲームを楽しみながら深夜1時まで続いた。
#思い出のボードゲーム
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