私の人生で誰かに言われた大切な言葉は祖母が亡くなる直前に言っていた「元気にやれよ」という言葉だ。
当時の祖母は末期がんでとても苦しんでいた。
私は祖母の方こそ、元気でいてほしかった。
そんな私の気持ちを知ってか知らずかわからないけど祖母は常に見舞いに来る私に「元気でやれよ」とよく言っていた。
自分が一番苦しいのに孫の心配ばかりしていた祖母。
確かに当時の私は元気がなかったのかもしれない。
「元気でやれよ」
この言葉を祖母が亡くなったあと何回も考えた。
考えているうちに「孫が元気なら祖母にとってもそれはうれしいこと」なのではないかと。
もっと元気にやってる姿を見せておけばよかったと後悔している。
でも、今からでも「元気にやる」ことはできると思う。
あの世から見てる祖母にこれ以上心配をかけたくはない。
できる限り元気でいよう、そう思わせてくれた私にとって大切な言葉。
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