誰かにおすすめしたいマンガ

#1か月書くチャレンジ 15日目です。もう半月も続いてるんですね。我ながら素晴らしい。

さて、今回のお題は「誰かにおすすめしたいマンガやアニメ」ということでございます。

今までさまざまなマンガやアニメを観てきた私としては何がいいか迷いますね。

いろいろ候補がある中、私が特におすすめしたいマンガを紹介していきます。

私のおすすめするマンガは「鋼の錬金術師(荒川弘)」です。

このマンガは私が初めて一話から最終回まで雑誌を購読してまで読んでいた作品になります。

この作品の好きなところは「おっさんがかっこいい」ことが挙げられます。

私の思う名作マンガの条件は「おっさんがかっこいい」ことです。

決して一番目立つことはないモブのおっさんが所々で渋くかっこいいことをするのが私はたまらなく好きです。

鋼の錬金術師の中にはそんなかっこいいおっさんが数多く登場します。

例えば、医者だったんだけど戦争でいろいろあって検死専門の医者になったノックス先生、敵なんだけどどこか人間味のあるキング・ブラッドレイ大総統、そして主人公の兄弟の親父であるヴァン・ホーエンハイムなど挙げれば切りがありません。

まだまだ人間として成熟していない若き錬金術師である主人公たちだけでは表現できない大人の苦悩、葛藤をこのおっさんたちが代弁することで物語に重厚感を醸し出しているのです。

鋼の錬金術師の主人公たちだけではここまでの奥深さは表現できなかったのでは無いかと常々思います。

昨今のマンガの主人公は若者が多い気がします。

若者が活躍する物語は気力に満ちていてワクワク感や勢いがある反面、人間として歳を重ねることで生まれる奥深さ、苦悩を表現するのは難しいでしょう。

だから、そういうマンガには主人公とは真逆の酸いも甘いも噛みしめた大人が必要なのです。

その対比によって若者の生命力、未来を切り開く意志の力を強調できるのではないでしょうか。

そういった点を加味すると鋼の錬金術師はとてもバランスが取れていて素晴らしいと思います。

この作品を読むことで若者から年長者までバラエティーに富んだ人間模様を知ることができ満足のいく作品だと思います。

ぜひ、ご一読ください。

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