「うわ、失敗した」「またミスしちゃった」
私たちは常日頃から何かと失敗をすると思います。人間ですから失敗をするのは当たり前でしょう。
ただ、失敗をしたときに以下のような状態に陥っていませんか?
「自分はなんてダメなんだ」
「なんであんな失敗をしてしまったんだ」
「自分って本当に馬鹿だな」
などと言ったように自分を責める感情が込み上げてくる状態に。
つまりは自責感情というやつです。
自責感情ループは百害あって一理なし
普通の人は「失敗したけど気にしない」という方もいるとは思いますが、私を含め精神疾患を患っている方、神経質な方などはこういった自責感情に悩まされることが多いと思います。
この自責感情はなかなか厄介で一度自責感情が生まれるとそれが頭から離れず、何度も何度も過剰に頭の中でループしてしまうこともあります。
この状態が長く続くと自己肯定感などが低くなり、実生活にも悪影響が出るでしょう。
ですから、今回はその自責感情ループからどうやって抜け出せばいいか、その方法についてシェアしたいと思います。
自責感情ループから抜け出す方法
その方法とは自責感情ループを一時的に止める方法と自責感情ループを抑える方法の二つです。
それではそれぞれの方法を紹介します。
自責感情ループの止め方
まず自責感情ループを一時的に止める方法です。
それは「きつい運動をして意識をそらす」ことになります。
自責感情ループとはその失敗した自分の行動に対して自分の意識がずっと向いている状態です。
ということはその失敗に向いている意識を別の何かにそらせば、そのループから抜け出せます。
では、意識を逸らすにはどうしたらよいでしょうか?
そこで私がおすすめするのが「きつい運動」です。
きつい運動、例えば100メートルダッシュやハードな筋トレなどです。
きつい運動を行うとたぶん意識は「我慢すること」に強制的に向くと思います。
重量あげをしているときに余計なことは考えられませんよね。
それがいいのです。何も考えられないとき、自責感情ループも止まっているのです。
さらに運動をして汗をかくとちょっと清々しくなって気分転換にもなります。
きつい運動をすることで意識をそらせば自責感情ループから一時的に抜け出せるのです。
自責感情ループの抑え方
ではお次は、自責感情ループの原因を抑える方法について解説します。
原因を断つには自分の内面の整理が一番です。
なぜ自責感情が生まれるかというとそれは後悔があるからでしょう。
なぜあんなことをしたのか、その悔いが自責感情の始まりです。
とはいえ、起きてしまった失敗は今更なかったことにはできません。
ではどうするか?
まずは自分の内面の整理をつけます。それからもう二度と同じ過ちを犯さないようにどうすれば良いか考えましょう。
自責感情ループが起きているとき心の中はめちゃくちゃで混乱していると思います。
ですので、まず自分の今考えていること、思っていることを紙に書き出しましょう。
どんな些細なこと、汚いことでもどんどん書いていきます。
すると、ペンを走らせるうちに心の中も落ち着いてくるのを感じるでしょう。
少し落ち着いたら、その過ちを二度と起こさないための方法を考えましょう。
自責感情は過去に起きたことに執着しすぎている証拠でもあります。
だから、過去に向かっている意識を未来に向けてあげると自責ループを考えることができなくなるのです。
「どうしたら同じことを繰り返さないか?」
前向きなことを考えましょう。
そのうちに自責感情ループのことを忘れてしまうでしょう。むしろ、失敗を前向きに捉え、「学び」に変えられる可能性もあるのです。
以上が自責感情ループからの抜け出し方になります。
私のおすすめはいったんループをいったん止めて冷静になってから原因を断つという手順です。
最後に
この方法は私が12年間精神疾患になってからコツコツ試行錯誤しながら、効果があると確信した方法です。
ぜひ、試してみてください。
少しでも自責感情ループから抜け出すヒントになることを祈って!
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