今回は先日視聴し精神科医樺沢紫苑先生の「読書感想文の書き方」の動画について気づきなどをまとめます。
ズバリ、本を読んだ後はアウトプットすることが重要!
まず、前提として本を読んだだけでそのままにしていては成長は見込めません。必ず「アウトプット」することが必要です。アウトプットしない限り自分の中に本の内容を落とし込むことはできないというのが樺沢先生の主張になります。
では、どうアウトプットすればよいのでしょうか?一番簡単なのが読んだ本の読書感想文を書くことです。その感想文の書き方ですが樺沢先生が紹介しているのが「気づき、To Doを3つ書く」ことになります。なぜ、気づきだけでなくToDoまで書くかというと気づきを行動に移すことこそアウトプットになるからです。例えば読んだ本に『感謝するとよい』とあったら『一日一回ありがとうと言う』と書く。そして書いたことを実行していくことで初めてその本を読んだ効能が出てきます。
しかし、そうは言ってもなかなか書きにくいと思う人もいると思います。そこで樺沢先生はテンプレートを使うことを勧めています。以下その方法を紹介していきます。
①気づき1・To Do1
先ほど紹介した「気づき、To Doを3つ書く」の中から特に感心したもの、気に入ったものを選び、骨組みを作る方法。
例)私はこの本を読んで感謝することで幸せになれると知った。(気づき)
↓
だから、1日1回感謝の言葉を言うようにして幸福になりたい。(To Do)
そこに本の内容を引用したり、自分の経験をいれて内容を膨らませていく。
②ビフォー&アフター法
ビフォー&アフター法とは、
この本を読む前は○○に対して悩んでいたが(ビフォー)、この本を読んでみたら解決する方法が見つかった。(アフター)
のように読む前と読んだ後の自分の成長、変わったところを書くことです。この方法の良い点は他人と差別化できるところにあります。独自性がでるのです。先ほどの気づき1・To Do1は他人と似た内容になってしまいます。なぜならその本が伝えようとする内容は一つしかないからです。しかし、その内容に対し、どのような行動の変化があるかは人それぞれになります。なので自分なりの読書感想文になるわけです。
③下書きを一行書く。
まず初めに気づき一行、To Do一行書いてから内容を膨らませる方法です。パソコンなどを使えば少しアウトラインを書いた後付け加えていくことができます。
④自己開示する。
普段あまり言わないこと、自分の中に秘められた内容を書き込む方法です。自己開示することでリアリティやその文章にその人なりの味が出てくるのです。ここが最も重要です。
最後に樺沢先生は読書感想文をうまく書くには量が必要だと言っています。どんどん書くことで磨き上げられていくのです。
私はこの動画を見て読書をしたらそこで終わらすのではなく、しっかり感想文を書いてアウトプットしていきたいと思っています。
本日はありがとうございました。
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