今回は精神科医で作家の樺沢紫苑先生のYouTubeチャンネル「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」で先ほどアップロードされていた「自立する方法」という動画を観たので感想を書いていこうと思います。
メンタル疾患になると自立できない
メンタル疾患を患うと大抵の方は一人で生きていくことが難しくなります。
病気の影響で自立した生活を行えなくなるからです。
例えば精神科のお医者さん、家族、パートナー、国や自治体などの助けが必要になるケースが多いかと思います。
そうなるとメンタル疾患の方が目標にすることは「自立する」ことではないでしょうか?
誰かの助けがなくとも暮らしていけるようになりたい、そう思う方が大勢いるでしょう。
誰かに頼って生きていくというのは「申し訳ない」「不甲斐ない」などといった感情に襲われ少し辛いかもしれません。
だから、そういう状況から抜け出し、誰からも支えられず自分の力で生活していくことに意識が向きがちです。
焦りは禁物
ただ、この時注意しなければならないことがあります。
それは「焦らない」ことです。
焦ってまだ本調子ではないのに「早く自立せねば!」と無理をして頑張りすぎて体調を崩してしまう、そんなケースはよくあると樺沢先生も述べられています。
これは本当にその通りで私も幾度となく「自立」することに躍起になって数々の失敗を経験してきました。
ある時は無理してせっかく良くなった病状を悪化させて動けなくなったり、自立できない自分に劣等感を感じ、自暴自棄にもなりました。
そんな失敗をしてきた過去の自分に言いたいことは「無理すんな!休め!」です。
0or100思考は危険
また、自立するためには「0か100か」で考えないことも大切です。
何か自立するために行動を起こし、それがたとえ失敗しても「自分は何をやってもダメなのか」などと責めず、「まあ、6割はできていたから、いいんじゃね?」「○○の部分はうまくいった」などというように「できる・できない」ではなく、「どのくらいできたか」に注目するのが重要になります。
自立することは大変なこととは思いますが焦らず、じっくり時間をかけて行動していくことが求められるのです。
まとめ
私も統合失調症を患い11年くらい経ちますが、自立できていません。
それでも日々自立に向け努力をしています。
焦らず、少しずつ行動していつか自立できるようになりたいです!
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