「個性を生かして充足感と成功を目指せ」
これがこれからの時代に活躍できる「ダークホース」と呼ばれる人たちの標語だ。
『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』によると今の時代は大きな変革が起きているという。
それは20世紀初頭から始まった標準化時代から個別化時代に移り変わったことだ。
標準化時代とは「決められた目的地に向かって懸命に努力してそのコースを外れるな、それが幸福な人生を生み出す」という考えに基づいて生きる時代である。具体例として一般的なサラリーマンの生き方が当てはまる。出世を目指してコツコツ働き、出世街道から外れないように生きる、生き方が標準化された人生だ。標準化とは生き方がはじめから決まっており、みな同じようなレールを走りながら生きることだ。
では、個別化時代とは何か?個別化時代とは人それぞれが自分の個性を生かしながら充足感を得ながら生きる時代だ。例えば自分の興味関心、強みを生かしながら生きる人々、フリーランスや企業家などだ。
そして個別化時代に活躍する人はこの本では「ダークホース」と呼ばれている。既存の生き方ではまるで活躍できなかったのに人とは違うことを行い、人生を充足させる人たち、これからの社会での勝者がダークホースだ。
ダークホースの特徴は「個性を生かし、目的地を決めず、今の自分が欲する充足感を求めて行動すること」だ。
既存の生き方とはまるで違うダークホースという生き方。
今の生き方に違和感があるならそれはダークホースになれるチャンスだ。
この本を読めばどうしたらダークホースになれるかわかる。おすすめです。
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