仕事ってなんでするんでしょうか?
お金のため?人生を充実させるため?あるいは暇つぶしか?
私の場合は自分に「生きてていいぞ」と太鼓判を押すためです。
統合失調症になっていろいろな出来事がありました。
初めてアルバイトして上司に散々怒られたり、新入社員として入社した会社の業務についていけなくて2ヶ月あまりで退職したり…。
辛い思いもたくさんしました。
そんな嫌なことばかりなイメージです、仕事って。
でも、数年前仕事もせず、ボーッと毎日を過ごしていた頃は「楽だけど何もすることがない」という状態が非常に苦痛でした。
周りの友人、知人は普通に働いてるのに自分だけ働いてないのはなんだか心苦しい。
自分という存在がこの世にあるようでない曖昧なモノになってるようなそんな感じがしました。
仕事をすることは社会の中で存在している証なのかもしれない。
仕事をしていなかった当時のわたしは社会的にみたらいるようでいない「どうでも良い」存在だったのかもしれません。
だから、仕事をしていれば少なくとも「社会に所属していることを認められる」のではないか、そう思いました。
さて、今少しずつ仕事をこなすようになってきてどうなったか?
「自分はこの社会でしっかり生きているぞ!」
そう思えるようになりました。
仕事先の同僚、上司からは「いつも仕事こなしてくれてありがとう」と言ってもらえます。
これが何より嬉しい。自分が社会に貢献できてると思えれば周りに対する心苦しさも曖昧な存在感もすべて吹き飛びます。
社会の中で動いている感覚が何よりも自信になるのです。
自分独りで布団の中でウジウジしている時とはまるで違います。
「生きてていい」
そう心から思えることの素晴らしさはなんとも言えません。
だからやっぱり、仕事をすることは大切です。
まあやりすぎるのもご法度ですが…
わたしの仕事観は今のところ自己中心的です。自分が自分に自信を持つために仕事をしています。
本当は他者に良い影響を与えられるようにもなりたいところですが、焦らずゆっくり自分の影響の輪を広げていきたいですね。
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