モンク思考

今回紹介する本は元僧侶のジェイ・シェティさんの「モンク思考 自分に集中する技術」です。

この本を読もうと思った理由はここ数年悩まされてきた「自責感情」を無くしたいと思ったからです。「自分は愚かだ」「自分は無力だ」といった心の声に押しつぶされそうになってツライ。

では、どうするか?その時ふっと「自責感情に悩まされるとき自分の心は荒れている。心を平穏にすることができれば自責感情から解放されるのでは?」と思いました。心を平穏にするにはその道のプロの教えを聴くべき。心を平穏にするプロは「お坊さんだ!」と気づき、本書を手に取ってみました。

この本には人生を平穏に満足なものにする方法が多く載っています。私が気づいたことと、これから実践してみたいことを書き出していきますのでこの記事を読んだ方に何か役立つことを願っています。

気づき①アイデンティティーは他人の考えでできている

私たちが自分はこういう人間だ、と思い込んでいるアイデンティティーは実は自分で作り上げられたものではありません。そのほとんどがまわりの「こうでなくてはならない」というプレッシャーとかメディアの圧力によって生まれるものです。そしてそういった圧力は本当の自分を見つめることを邪魔しているのです。だから、自分を理解できるようまわりからの圧力を排除する必要があります。

気づき②自分のダルマを見つけよう

著者によると人生を生きる上「ダルマ」を見つけることがとても重要だと主張しています。ダルマとは自分の生きる使命のことで「自分にとって好きで得意なこと」と「世のなかのニーズ」が合わさったものです。ダルマを見つければ人生を充実させたものにできます。

ただし、ダルマは人生の早い段階に見つけられるものではなく、さまざまな経験を積みながら見つけ出すものです。焦らずいろんなことにチャレンジして見つけましょう。

以上がこの本を読んでみての気づきになります。

人間の悩みは3000年前の古代インドから変わらないそうなのでそれを考えてきたインド哲学・仏教に習うことは多いと思いました。もっと読み込みたい。

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