パニック発作は苦しい
わたしは何かとパニック発作を起こし、過呼吸になることが多かった。
精神的に負荷がかかった状態でよくなっていたように思う。
例を挙げるなら
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電車に乗る
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車でトンネルを通る
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激しく怒られる
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空腹が長く続く
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高速道路を車で運転する
などなど多種多様な状況で発作を起こした。
どれにも共通するのはストレスが溜まってる時ほどなりやすかった。
過呼吸は本当に辛い。息を吸いすぎて息が吐けなくなる。苦しすぎて死ぬかと思う。
でも一番辛いのは「なんでこんなことで過呼吸起こすんだろう」と自分を責めること。
周りの人が起こさないのになんで自分ばかりこんな苦しい羽目に遭うのか、その理不尽さ。
なかなか度し難い。
でも、今はここ数年過呼吸とは無縁だ。
それはこの十数年試行錯誤を繰り返し、パニックにならないように努力してきたからだ。
では、どうやってパニック発作を抑えてきたか。
わたしの経験談をお話ししようと思う。
パニック発作を起こさない方法・逃げる、避ける、関わらない
まず、パニック発作を起こさないために重要なことは「パニック発作を起こす状況」に居合わせないことだ。
パニック発作で苦しむとわかっているならばそうならないよう逃げる、避ける、関わらないのが一番だ。
パニック発作を起こすと発作自体も苦しいが「また発作を起こしてしまった」と自分に対して自信を失うのもよくない。
自信を無くすと今までできていたことも「もうできない」と諦めてしまう場合もある。
自信を失うのは避けるべきだ。
わたしの場合、「高速道路の運転」は今でも発作を必ず起こす状況なので高速道路には一切乗らないようにしている。旅行に行く時も公共交通機関を使うなど「高速道路の運転」をしないように工夫している。
パニック発作を抑える方法・基本
とはいえ、パニック発作になるけど、どうしても避けられない状況もあるでしょう。
通学通勤に使う電車、バスや車に乗ってトンネルを通るときなどは日常生活で避けれない場面もあるだろう。
そういう場合どうしたらいいか、わたしなりにやったことを紹介しよう。
パニック発作を抑える方法は「勇気を出して行動する。」
まずはパニック発作が起きる状況に自分を置くために勇気を出すことが必要。
パニック発作は発作を起こす状況に慣れないといつまで経っても克服できません。
まずは「自分は発作を起こさない」と唱えてその状況に立ち向かいましょう。
その時気をつけることはその発作が起こる状況を細分化することです。
例えば、トンネルを運転するのが怖いときはまず、短めのトンネルからチャレンジするようにする。
ハードルを下げるわけです。
電車に乗るのが怖い時は乗車駅の次の駅で降りれるか試してみる。
とにかくハードルを低くして少しずつ慣らしていくのです。
すると、いつの間にか前よりその状況に慣れてきて少しずつ克服できるでしょう。
少しずつ慣らしていくことで自信もついてきます。
慣れて少し余裕が出てきたらもう少しハードな状況に身を置いてみる。
そういう風に状況に慣れていけばパニック発作も身を潜めていくはずです。
最初から「自分には無理」と諦めず、「自分はできる、自分は大丈夫」と鼓舞して挑めば前よりできることが増えていきます。
ぜひ、余裕が出てきたらパニック発作を起こす状況にチャレンジしてみてください。
ただし、無理は禁物です。ゆるくやりましょう!!
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