今回はライターのいしかわゆきさんの「ポンコツなわたしで生きていく。」を少し読んだので感想を書いていこうと思います。
いしかわゆき さんは自分のことを「ポンコツ」と称しています。
「ポンコツ」とは「どうして普通の人ができているのに、自分にはできないんだろう」と思ったらそれは「ポンコツ」の始まりだそうです。
その言葉を見てわたしは「それじゃ、自分も相当ポンコツなんだな」と思いました。
いしかわゆき さんはADHD、HSPなど様々な要因で普通の人ができることができない、例えば会社員ができない・注意力散漫・同じ仕事を長く続けない、などできないことが多いそうです。
自分も統合失調症・HSPなどの影響で「普通の人ができることができない」ことが多々あります。
例えば、接客ができない・電話が怖い・疲れやすいなど他の一般人ができて当たり前のことができません。
つまりわたしも見事に「ポンコツ人間」というわけです。
ただ、いしかわゆき さん曰く「ポンコツ」であることは「悪」ではない、と強く主張しています。
「ポンコツ」とはたまたま他の大多数の人ができることができない少数派というだけなのです。
少数派だから「どうして自分は・・・」とその違いに悩んでしまう、ただそれだけ。
そして、「ポンコツ」は治すものでも悲観するものでもなく、「ポンコツ」を受け入れて、「ポンコツ」でも生きられる環境を作ればいいといしかわゆき さんは提案するのです。
確かに「ポンコツ」を治すことも悩むこともする必要のない環境に身を置けば「ポンコツ」で悩むことはなくなるでしょう。
例えば「人と話すのが苦手なら、人と話さない仕事に就く」・「遅刻をしてしまうなら、遅刻を許してくれる人と付き合う」。
このように環境を変えるだけで「ポンコツ」でも生きやすい世界は作れるのです。
幸い、今の時代はテクノロジーや価値観が多様に変化しています。そういった変化を利用すれば「ポンコツ」でも生きやすい環境は作れる、そういしかわゆき さんは伝えたいのだと思います。
環境さえ変えてしまえば生きやすくなるのです!
わたしも自分んが生きやすいよう自分の身の回りの環境を変えてみようと思いました。
「ポンコツ」でもOKだとこの本を読んで感じました!!
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