「2040年の未来予測（成毛眞）」

「20年後の自分はどんな環境で暮らしているのか？」

一昨日26歳になったとき、ふっと疑問に思った。46歳になった自分はどんな世界で生活してるのか、幸福に暮らしているのか？いろいろ気になったので成毛眞さんの「2040年の未来予測」を読んでみた。少しは将来を考えるヒントになるかと思ったが予想以上に根拠を持った未来予測で「ここまで予測を立てられるとは…。」正直驚いた。

どうやら将来は暗いようだ

まず、20年後の日本はとても厳しい状況に置かれているようだ。少子高齢化、人口減、食料の不足、老後の資金の枯渇、地球温暖化etc.問題だらけ。とても楽観できるような状況ではない。2040年の未来には希望が無いように感じた。

将来を明るくするのは「テクノロジー」

しかし、この暗い将来予測を変える要因がある。「テクノロジー」の進化だ。通信技術の発達、ロボット開発、AI技術、ゲノム編集、遺伝子組み換えetc.。新しいテクノロジーが生まれることで社会の問題を解決できるかもしれない。

これから生き残れる人とは

では、今の私たちができることとは何だろう。それは「生き残るために変化に対応できる人間になること」。例えば、新しいテクノロジーが現れたらそれがどのように役立てるか試行錯誤できるようにする。大抵、新しいテクノロジーが現れると「そんなの役立つわけがない」と多くの人は考える。しかし、そこで馬鹿にしたりしないで「どう使えるか？」と考えて使う人がチャンスを手に入れられる。私もこれから生まれる新しいテクノロジーに対して偏見を待たず、使い方を模索できるようにしたい。

余談

この本で食料不足を解消する方法として「昆虫食」が挙げられていた。私の暮らす地域は昔から昆虫を食べる文化があるので何かしらビジネスチャンス匂いがした。